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目指せ! 金メダリスト!        番外 Vol.10



 今年も、地球では第794回目のオリンピックが開催されました(今年は帝国暦1106年ということにしておきます。西暦に換算すると、なんと5624年)。

 オリンピックが開催された年には、スポーツ用品がバカ売れするというジンクスがあります (真偽は不明です。根拠もありません)。テレビ番組などでオリンピックを見て、何か新しいスポーツを始める方が多いのだとか。
 しかし、せっかく始めたスポーツが長続きしないことも多いようです。 そのような方に理由をうかがってみると新しいスポーツはすぐに飽きてしまい、続ける気持ちが無くなってしまうとか。
 それは、何故でしょうか。

 新しく始めたスポーツに飽きてしまう。
 その最大の理由は、なかなか技術が上達しないことにあります。 靴やボール、ラケットなどのスポーツ用品は、何時でも簡単に買ってくることが出来るでしょう。 しかし技術だけは、簡単に身に付けることが出来ません。
 技術を上達させるためには、根気と練習時間、優秀なコーチが不可欠なのです。

 根気と練習時間は本人を取り巻く状況次第ですが、優秀なコーチは何としても見つけなければなりません。 いくつもの論文で発表されていますが、優れたコーチのレッスンを受けた場合、独学の場合と比べて 3分の1〜10分の1の時間で同じ技術レベルに達することが出来ると分かっています (これも根拠なしのデタラメです。信じないでください)。
 しかし、オリンピックで人気が急上昇した種目の場合や、あるいは、以前から人気の高い種目の場合、 優れたコーチを見つけることはとても難しいのです。 もし見つけられたとしても優秀なコーチは引っ張りだこですから、コーチ時間が自分の自由になるとは限りません。

 そんな時に、コーチ・ロボットはいかがでしょうか?
 あなただけの専属コーチですから、当然のことながら、時間は自由。
 気が向いた時に何時でもコーチを受けられますし、あなたの気分が向かなければ何時でもキャンセルできます。

 何なんと言ってもロボットのコーチ技術は、金メダリストの 「お墨付き」です。
 買って損をすることは、絶対にありません。





「ノガアリ社」のコーチ・ロボット

 新しいスポーツを覚えたくなったり、昔やっていたものをまた始めたり、試合の時のレフリーに困ったりすることはありませんか?
 あるいは貴方の学校、病院、工場に、運動コーチが必要では?
 いずれの場合でも、我がノガアリ社のコーチ・ロボットがお役に立ちます。

 上記のコーチ・ロボットは、「101ロボット」の24番に掲載されているものです。
 生物型(人間型)で、大きさは110リットル。
 重量は170kg。
 URPはNA83ですので、筋力は40〜49(正確な数値は46)、敏捷力10、知力8、教育度3の能力値を持つことが分かりました。
 〈運動−2〉と〈教官−1〉の技能を持ち、価格はおよそ31万クレジットです。

 このロボットの競技能力はあまり高くないそうですが、コーチをするからには、手本を見せるためにも、最低限の運動能力が無ければ困ります。
 今回はロボットの運動能力を考察し、また、妥当なハウス・ルールを提案することにしました。





走る速度

 運動の基本は「走る」ことです。
 ロボットの「走る速度」を計算してみましょう。



 ロボットの最大移動速度は、レフリーズ・マニュアルの輸送機器設計ルールに記載されている通り、 移動装置で費やされる電力とロボット自身の重量の比(出力/重量比)から決定されます。

 パワー/重量比
   =移動装置の消費電力(MW)÷ロボットの重量(tons)×1,000

 この数値(パワー/重量比)を用いて、レフリーズ・マニュアルに記載された速度表を参照すると、以下のような結果が出てきました。


       表1 テックレベル15で製造されたロボットの移動速度

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 上記の表は、テックレベル15で製造され、設置式の移動装置を備えたロボットの最大移動速度を示しています。



 パワー/重量比が4未満の場合、そのロボットはパワー不足で動けなくなる、と解釈しました。
 ですから、移動しているロボットを見つけたのであれば、パワー/重量比の最低値は4になります。
 まずは、パワー/重量比が4の場合の移動速度を見てみましょう。

 テックレベル15の場合、ロボットの移動速度は最も遅い歩行式でも 時速40kmでした。
 人間の全力疾走(秒速10m=時速36km)より早い速度が出せます。

 車輪式キャタピラ式の場合、 更に早くて時速130〜140kmという高速度。
 凄いですね。

 不整地になると、大幅に移動速度が落ちました。
 歩行式時速12〜20km車輪式時速7〜21kmキャタピラ式時速13〜39kmといった具合。

 接地圧が「6以下」もしくは「7以上」としか書かれていないため、 接地圧が「6を超えて7未満」の範囲はどちらの数字を使えば良いのか、悩まされます。
 ロボット愛好家から見て理想的な解釈は、接地圧の1の位から判断することで、 この場合は「6.99」までが「6以下」に分類されます。
 反対に厳しい解釈は「6.01」以上を「7以上」に分類することですが、 これはちょっと不自然な印象を受けますね。
 小数第1位を四捨五入して、「6.49以下」を「6以下」に、 「6.50」を「7以上」と見なしても良いでしょう。
 この問題は、皆様にお任せします。



 今度は、パワー/重量比が16の欄を見て下さい。
 ロボットの移動速度は歩行式時速70km
 人間の全力疾走の2倍速まで増えました。
 車輪式キャタピラ式は、 最大移動速度が時速160〜170kmに上がっています。
 ロボットはたとえ不整地であっても、かなりの高速度で移動できることが分かりました。



 上記の最大移動速度はテックレベル15で製造されたロボットの速度です。
 低いテックレベルの場合はどうなるのでしょうか?
 確かめておきましょう。


       表2 テックレベル12で製造されたロボットの移動速度

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 上記の表は、テックレベル12で製造され、設置式の移動装置を備えたロボットの最大移動速度を示しています。

 ルールによれば、整地での最大移動速度は、 歩行式時速15kmの低下、 車輪式キャタピラ式時速30kmの低下が見込まれています。
 計算の結果、実際にそうなった訳ですが、ロボットの最大移動速度は パワー/重量比が4の歩行式でも時速25km、 不整地の移動速度も時速8〜13kmが保障されました。



 少し心細い数字ですが、最低でも人間と同程度の移動能力は確保されているようです。 ロボットの運動能力について、「走る速度」を心配する必要はありません。





飛び降りる

 プレイヤーズ・マニュアルのp.86〜88には、特殊な移動や行動についてのルールが記載されています。
 ドアの開閉、ハシゴを上がる、昇降リフトを動かす、エアロックを作動させる、などの動作は問題が無さそうですから、ここでは取り扱いません。
 問題の有りそうな移動の1つ目は「飛び降りる」です。

 キャラクターやロボットが3メートル以内の高度差を飛び降りる場合、難易度〈並〉で成功判定を行なわなければなりません。 DMは〈敏捷力〉のみでした。
 3〜6メートルの高度差を飛び下りる場合の難易度は〈難〉で、「危険、致命的」な行為に。
 6〜9メートルの高度差は〈至難〉で「危険、致命的」になります。
 とりあえず、3メートル以内の高度差を飛び下りるのであれば、コーチ・ロボットの敏捷力はA(=10)ですから、+2のDMを得られます。 成功率は5+(=83.3%)になりました。

 しかし、この難易度ではキャラクター(人間)でさえも、しばしば失敗をしてしまう筈です。 敏捷力15のキャラクターでも+3のDMですから、失敗の確率はとても高いのです。 何だか、納得のいかない成功判定でした。
 戦闘中(射撃から逃れるために飛び降りるなど)でなければ、難易度をひとつ下げる(〈易〉:3+にする)などの対応が不可欠でしょう。

 そういえば「飛び降り」に失敗すると何が起こるのかも分かりません。 レフリーの裁量範囲ですから、転ぶ(1ラウンドの間、動けない)、足をくじく(軽傷扱い)などになるのでしょうか。
 3メートル以内の高低差ならば「危険」でも「致命的」でもないので、気にしなくて良いのかも知れませんが。

 ちなみにロボットが「飛び降り」を行なった場合、 その行為は3メートル以内の高度差でも「危険、致命的」になるそうです。
 擬生物型ロボットにアクション・シーンを演じさせたい私にとって、実に納得し難いルールですが、 ルール的には、あまり「飛び降り」をさせない方が良いのでしょう。





ぶら下がって、下に降りる

 「飛び降りる」と似た行為ですが、 一旦、高い場所の末端に身体をぶら下げてから「飛び降りる」ため、 高度差を2メートル打ち消すことが出来ます。
 この場合、短時間とは云え、ロボット自身の体重を両手で支える訳ですから、筋力が重要な判断基準になりそうです。 人間型ロボットでなければ出来ない行動ですが、その両手が損傷していないという条件も不可欠でしょう。

 コーチ・ロボットの筋力は46。ロボット自身の体重170kgを支えるためには、5倍荷重を発揮しなければなりません(3倍荷重では不足します)。
 5倍荷重とは「5分以内ならば持てる」重量のことですから、 コーチ・ロボットは、ぶら下がった状態で数分間、待機できることになると思います。
 あるいは雲梯のように、ぶら下がったまま腕力だけで水平移動をすることも可能なのかも知れません(5分以内の制限で)。

 我が社のビアトリスの筋力は3。ロボット自身の体重は40〜45kg。15倍荷重を発揮して、ようやく自分を支えられると分かりました。
 15倍荷重とは「5分以内ならば引きずって行ける」重量のことですから、 どうやらビアトリスは腕力で自分を支えることは出来ないようです。 「ぶら下がって、下に降りる」ことも出来ません。
 10倍荷重ならば移動は出来なくても「ぶら下がる」ことだけは可能でしょう。

 筋力増加タイプのフローラならば、筋力は13になります。ロボット自身の体重は57kg。5倍荷重の発揮で自分自身を支えられました。
 運動能力は、コーチ・ロボットとほぼ同等です。


 暗黙の了解として、人間やロボットの身長(+手の長さ)は、2メートルに決められているように思えました。 身長の低い子供やドロイン人、人間型でないロボットの場合は その身長(+手の長さ)に合わせて、打ち消すことのできる高低差を調節すべきでしょう。





跳び上がる、飛び越える

 「跳び上がる」と「飛び越える」の行為については、 キャラクターの筋力と敏捷力を平均して、その数値に0.1(「跳び上がる」場合)か 0.5(「飛び越える」場合)を掛けて、 「跳び上がれる」高さと 「飛び越えられる」幅を求めます。

 しかしながらロボットの筋力は、必ずしも15以下に収まっているとは限りません。 コーチ・ロボットのように中量腕2本を備え、筋力40以上に達しているロボットも多いのです。
 その数値をそのまま適用すると、コーチ・ロボット(筋力46、敏捷力10)の場合は 「跳び上がれる」高さが2.8メートル、 「飛び越せる」幅が14メートル ということになってしまいました。 ビアトリス(筋力3、敏捷力10)の場合は、 高さ0.6メートル、幅3.0メートルです。
 これはこれで妥当な数字にも思えますが、ロボットの跳躍能力は、脚の出力(出力/重量比)に依存している筈でしょう。 上半身の筋力(腕の筋力修正)は、それほど関係しない筈なのです。
 そこで、橘様提案の計算式を用いてみました(橘様の投稿より引用)。

> 移動速度から、ニュートン力学で求めてみます。
>
> 移動装置が完全に理想的にできている場合
>(自身の運動エネルギーをロス無しであらゆる方向に偏向できる)
> 最大跳び上がれる高さは、速度の自乗÷(重力加速度×2)
> 最大飛び越えられる幅は、速度の自乗÷(重力加速度)

 オリンピックに出るような人間(陸上競技の選手)は、100メートルを10秒で走り抜ける訳ですから、秒速10メートルを出していると考えられます。
 この数値を代入すると、 「跳び上がれる」高さは5.0メートル、 「飛び越せる」幅は10.0メートルになりました。
 陸上競技の選手が筋力15、敏捷力15という最高値を獲得している場合、メガトラのルールで計算した高さと幅は、 それぞれ1.5メートル7.5メートルです。
 無理矢理、上記2つの数字を整合させようとするならば、 高さの計算で0.3を、幅の計算で0.75を 係数として掛けるべきでしょう。

 ロボットの移動速度は、不整地での最大速度を用いました。
 これも橘様の提案ですが、
> 不整地速度を基にすれば、対地圧やTLといった、
> 足構造の影響を導入(した気分になることが)できます。
 といった理由で。

 コーチ・ロボットの最大移動速度は、「101ロボット」に記載が無いので分かりません。 しかし、松永様の設計シートを利用して再設計してみたところ、不整地での最大移動速度は時速60kmとなりました。
 この数値を代入すると、 「跳び上がれる」高さは4.25メートル、 「飛び越せる」幅は21.3メートルになりました。 コーチ・ロボットは「運動があまり得意ではない」と言えないようです。

 ビアトリスの最大移動速度は、整地で時速60km(≒秒速16.7m)でした。
 不整地での移動速度は時速42km(≒秒速11.7m)ですから、この数値を代入すると、 「跳び上がれる」高さは2.1メートル、 「飛び越せる」幅は10.4メートルです。

 さらに運動能力の高いロボットで計算してみましょう。
 筋力増加タイプのフローラは、筋力13、敏捷力11の擬生物型ロボットです。不整地での最大移動速度は時速54km(≒秒速15.0m)。
 この数値を代入すると、 「跳び上がれる」高さは3.4メートル、 「飛び越せる」幅は17.2メートルになりました。
 ここまで高い運動能力を持たせるつもりはありませんでしたが、 2階の窓(ベランダやテラス)に飛びついたり、ビルの屋上から隣のビルへ飛び移るといったアクション・シーンもこなせそうですね。

 計算が面倒だと感じる方のため、「跳び上がり」と 「飛び越え」の能力を計算した早見表を作ってみました。
 右端にある「キャラクターの能力値」は、キャラクターの筋力と敏捷力の平均値(端数切捨て)だと考えてください。 ロボットの運動能力が、どの程度のキャラクターに相当するのか推測できます。


      表3 跳び上がりと飛び越え能力の換算表(時速5km刻み)

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 この表で比較すると、不整地でも時速60kmで移動できるコーチ・ロボットの運動能力は、 筋力と敏捷力の平均値が43のキャラクターに匹敵します。
 そんなキャラクターは存在しませんから、少なくとも 「跳び上がり」と「飛び越え」について、 コーチ・ロボットは人間離れした能力を備えていると言えるでしょう。

 ビアトリスは筋力3ですが脚力だけは強くて、不整地の移動速度が時速42kmです。
 これは筋力と敏捷力の平均値が21のキャラクターに匹敵しますので、非力なビアトリスであっても、 「跳び上がり」と「飛び越え」については、 十分に人間離れした能力を備えていると言えることが判明しました。

 更に運動能力の低いロボットを想定してみましょう。
 テックレベル15で製造されたロボットで、パワー/重量比が4、接地圧が7以上の場合、不整地での最大移動速度は時速12km。
 このロボットの運動能力は筋力と敏捷力の平均値が2のキャラクターに匹敵するでしょう。
 貧弱なロボットであっても、人間の最低レベルと同等の能力を備えていると言えるようです。


       表4 跳び上がりと飛び越え能力の換算表(能力値基準)

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物体を投げ上げる、物体を遠投する

 物体を真上に「投げ上げる」場合、 1kg以下の物体ならば筋力×1メートルの高さまで、筋力kg以下の物体ならば筋力×0.5メートルの高さまで投げることが出来ます。

 また、物体を「遠投する」場合、 1kg以下の物体ならば筋力×5メートルの距離まで、筋力kg以下の物体ならば筋力×2メートルの距離まで投げることが出来ます。

 しかし、このルールをそのままロボットにも適用してしまうと、 筋力550(=重量腕×8本+胴体容積3,000L)の農耕ロボット(101ロボット掲載の49と50番)や、 筋力1,000(=重量腕×18本+胴体容積2,000L)の重建設ロボット(同25番)は、とんでもない投擲能力を持つことになってしまいます。
 重量1,000kgの物体を、500メートルの高さまで「投げ上げ」たり、 2,000メートルの距離まで「遠投」したりすることは、色々と問題があるでしょう。

 そこで、ロボットが物体を「投げ上げ」 「遠投する」場合、ロボット全体の筋力を用いないこととしました(ハウス・ルールの提案)。
 筋力計算の際に加算できる腕の筋力修正値を、腕2本分までに制限するのです。
 こうすることで、農耕ロボット(49、50番)の筋力は250に、重建設ロボット(25番)の筋力は200に抑えることが出来ました。
 それでも、筋力250の農耕ロボットは250kgの物体を250メートルの高さまで「投げ上げ」、 500メートルの距離まで「遠投する」ことが可能なのですが。
 その到達地点に居るキャラクターにとっては、凄まじい恐怖だと思います。



 同じ大きさの腕(触手)を2本備えたロボットの筋力を計算し、その筋力からロボットの 「投げ上げ」と「遠投」の能力を求めました。

         表5 「投げ上げ」と「遠投」能力の換算表

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 それぞれの重さの物体を、どれだけの高さまで「投げ上げ」られるか、また、 どれだけ遠くまで「遠投」できるか、を示しています。
 ロボットの胴体サイズによる筋力修正は、今回、無視しました。



 超軽量腕超軽量触手は、筋力が0であるため、それらが何本あっても 「投擲能力」を発揮できません。
 ロボットの胴体(ボディ)の大きさが20リットル以上であれば、筋力が1以上になるのですが。

 軽量腕×2本の場合、ロボットの筋力は10です。
 大抵のロボットは、軽量腕以上の大きさの腕を、2本以上備えていますので、 一般的なロボットは筋力10以上を備えていることになるでしょう。
 仮に手榴弾(重量1.0kg以下)を投擲するのであれば、 「投げ上げられる高さ」は10m、 「遠投できる距離」は50mでした。
 人間の平均的な筋力が7ですから、「投擲能力」について、 ロボットは人間以上の能力を備えていると言えるでしょう。

 人間の上限は、筋力15です。
 手榴弾(重量1.0kg以下)の投擲について考えると、 「投げ上げられる高さ」は15m、 「遠投できる距離」は75mでした。

 バトルドレスを着用した人間の上限は、筋力30です。
 手榴弾(重量1.0kg以下)の投擲について考えると、 「投げ上げられる高さ」は30m、 「遠投できる距離」は150mでした。

 中量腕×2本の場合、ロボットの筋力は40です。
 このタイプのロボットは、筋力だけ見ればバトルドレスよりも強力なのです。
 手榴弾(重量1.0kg以下)を投擲するのであれば、 「投げ上げられる高さ」は40m、 「遠投できる距離」は200mでした。

 重量腕×2本の場合、ロボットの筋力は100です。
 手榴弾(重量1.0kg以下)を投擲するのであれば、 「投げ上げられる高さ」は100m、 「遠投できる距離」は500mでした。
 手投げの命中率は低いのですが、下手な擲弾筒よりも便利に使えそうです。






2012.07.29 初投稿
2012.08.05 橘様の御指摘により、移動速度の計算間違いを発見。
      表1と表2の速度を修正しました。